住宅も長く住んでいると、だんだん寒さを感じるようになってきます。

寒さを防ぐには暖房は必要不可欠なのですが、いくら暖房を燃やしても本質的なものが改善されなければ、ただ単に光熱費を浪費することになります。

ここで考えなければいけないことは、冷気はどこから入ってくるかということです。

冷気は玄関・窓・外壁・天井・床下から入り、換気によって暖気を逃しています。

また冷気は下に、暖気は上に行く特性があるため、足元が寒く感じるようになってきます。

寒い場所と暖かい場所の温度差がありすぎるのも健康上よくありません。

特に窓廻りは寒さを感じます。

窓下に手を当ててみて寒く感じる場合は、窓を改善または工夫することが大切です。

外壁においては、窓廻りや壁の繋ぎ目のコーキング状態で、ヒビ割れがあれば問題です。

床下はなかなか見ることはありませんが、基礎となるコンクリート部分と木の土台の隙間、ここからの冷気も大敵です。

このような問題を放置したままでは、冒頭に申し上げたように、ただただ光熱費を無駄に捨てているのと変わらないのです。

寒さ対策は毎年必要に応じてという考えでもいいのですが、やはり１０年単位で外壁や屋根の塗装を考えた時に一緒に行うことをお勧めします。

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