ボイラーの寿命は一概に何年と言えるものではありませんが、一応の目安としては、一般的にもメーカーも約10年と言っています。
では何故でしょうか?
特にボイラーは燃焼機器ですので、火災事故やCO中毒事故を未然にに防ぐと共に、機器本体を保護するため、安全装置や制御装置が取り付けられています。
長年使用していれば部品等は劣化していきますし、いつかは壊れてしまいます。
2009年(H21年)以降の製品については、特定保守製品として法定点検が実施されるようになりました。
特定保守製品は、経年劣化による重大な事故を防止するために、メーカーの定める期間内に法定点検を受ける必要があるものです。
このように、一定期間以上使用すると危険が生ずる可能性が高くなるものがボイラーです。
普段はお湯が出て当たり前の生活をしています。ボイラーの事を考えることはあまりありません。しかし、事故が起きてからでは遅すぎます。
<そろそろ取り替えかな?と思った時のチェック項目>
・10年以上未整備のまま使っている。
・異臭がする。
・異常な音がする。
・煙突から黒煙が出る。
・お湯が出るまでに時間がかかるようになった。
・お湯ムラが出るようになった。
・時々エラーが出る。 等
上記項目に該当することがあれば、まずは点検を行ってください。
整備可能なものや非常に危険なものもあります。
トラブルは突然起きます。『危険予知』これが安全の基本です。
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エスティー住総
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