ボイラーには、給湯用・暖房用・ロードヒーティング用があります。
給湯ボイラー
①給湯ボイラーは、貯湯式・直圧式の2種類で、煙突タイプ・FFタイプに分かれています。その他に追焚機能がついた物ものもあります。
a) 貯湯式とは…ボイラー内の貯湯槽にお湯を貯めるタイプです。そのため水圧は低くなります。(水圧が高いと水漏れの原因となります)
【メリット】あ比較的早くお湯が出ます。(電源ON状態の場合)
【デメリット】お湯を使わなくても保温するため、灯油を消費します。
b) 直圧式とは…簡単に言うと瞬間湯沸器です。貯湯槽がないので、水圧が高くできます。
【メリット】あお湯を使うときだけ、灯油を消費します。
【デメリット】お湯が出るまでに、少しだけ時間がかかります。
c) 煙突タイプとは…強制排気タイプで一昔前までは主流でした。
d) FFタイプとは…強制給・排気タイプで、煙突タイプを改善したものです。逆風に強いといわれています。
(壁掛タイプは直圧式のFFタイプ)
※出湯能力(出力・熱量)は、家族構成やお湯を使う量で決めます。
暖房ボイラー
②暖房ボイラーは、密閉式・半密閉式の2つのシステムがあります。
a) 密閉式とは…放熱器(パネル等)が鉄製の場合のシステムです。
※鉄製のパネルは錆びる可能性があるためです。
b) 半密閉式とは…放熱器(パネル等)が銅製の場合のシステムです。
※暖房能力(出力・熱量)は、暖房負荷を計算し決めます。
ロードヒーティング
③ロードヒーティング用ボイラーは、基本的には半密閉のシステムです。
※融雪能力(出力・熱量)は、融雪面積により決めます。
(新築時には、ハウスメーカーの設計により設置されたものがほとんどのようです。)
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